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給与とは何ですか?

「給与」とは、会社から従業員に対して支払われる労働の対価すべてのことです。 基本給はもちろん、時間外手当などの各種手当や賞与(ボーナス)も含まれます。 また、給与はお金で受け取る場合だけではありません。 現物支給も含まれ、賞与として自社製品を支給されたなどの場合も給与と見なされます。 「所得(給与所得)」とは、年間の給与の合計収入から「給与所得控除」を差し引いた(控除した)金額のことです。 給与所得控除は年収に応じて金額が決められています。 給与所得控除とは、事業者でいうところの「必要経費」だと考えるとわかりやすいでしょう。 一見すると会社員には必要経費などないように思いますが、仕事用の服や靴、筆記用具などは自己負担している場合が多いでしょう。

年収ってなに?

年収は、その年の経済状況が反映されていると一般的に言われています。 各種ローン審査、賃貸契約などでも年収の記入が求められため、自身の年収を知る事は非常に重要な事です。 しかし、私たちが受け取る給与は、所得、手取り、総支給額などさまざまな呼ばれ方をしています。 ここでは給与にまつわる疑問について解説し、年収が何を意味するかを解説します。 さらに、自身の年収を把握する方法や年収をあげるためにはどう行動をすれば良いのかという事について取り上げます。 1. 年収とは 年収とは、従業員に1年間に支払われた総賃金の事を指します。 月々の給与はもちろんの事、賞与や決算賞与なども含みます。 しかし、一年間の総所得と手元に残るお金は異なります。

給料はどうやって払うの?

給料は勤務時間に応じて定められる金銭であるため、正規の勤務時間が決められている会社では、毎月固定の金額が「給料」として支払われることになります。 基本給であり、固定給でもある給料は、会社側の一方的な都合では減額できないことになっています。 これを「労働条件の不利益変更禁止の原則」といって、もし給料を減額する必要が生じたら、会社側はまず従業員の同意を得なければならないのです。 ただ、会社によってはこの原則を守らず、総支給額はそのままに基本給を減額しているといったケースもあるので注意が必要です。 労働基準法によれば、給与も給料も通貨で支払わなければならないと定められています。 もちろん、基本給である給料は、例外なく現金や通貨で支払われるべきでしょう。

給料と基本給の違いは何ですか?

「給料」とは、「給与」から残業代や各種手当などを差し引いたものを意味します。 つまり、正規の勤務時間に対する報酬部分を指して、「給料」と呼ぶようになっています。 言い換えると、「基本給」が「給料」にあたるものです。 多くの場合、労働の報酬は月単位で支払われますが、その中には通勤手当や家族手当などの各種手当、歩合給といったものも含まれています。 これらは前述のように「給与」に当たるものですが、そうしたものを差し引いた、月ごとに定められている基本給を「給料」と呼びます。 このように、「給料」は「基本給」を指し、「給与」の中に含まれるというのが、両者の違いになります。 この違いを知っておくと、使い分けに迷わずにすむでしょう。

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